3ステップのアプリ作成でAccessの使い方を学ぶ本を書きました
11冊めの本を書かせていただきました!
この本のテーマは「同じ目的を達成するアプリを”3つのレベル”の作り方で紹介する」というものです。商品の売上情報を管理するアプリを、レベルごとに違うオブジェクトの組み合わせで作りながら、Accessの使い方を学習できます。
私が今まで書いた本で一番分厚いページ数になりました! ボリュームたっぷりです。
情報
- 発売日: 2023/12/2
- ページ数: 496ページ
- 定価: 本体2720円+税
- 出版: 技術評論社
動画での紹介
YouTubeで紹介動画を作りました!
販売促進用POP
今回も販促POPは自分で描かせてもらっています!!
↑こちらは書店用のPOPです。もしお目にかかれたら嬉しいです!
↑こちらはAmazon用。
POP制作の作業動画も作ってみました。
概要
ちょこっと中身を覗きながら、どんな内容なのかご紹介します。
Chapter1 アプリの概要
まずは、Accessとはどんなソフトか? データベースとはなにか? という基礎的なところから、この本で作るアプリの概要や、どのレベルでどのオブジェクトを使うのかといった、全体的な説明をしています。
Chapter2 テーブルの作成
Chapter2~4までがレベル1のアプリ作成となります。Chapter2で、アプリの情報源となる”テーブル”の作り方を学んで、テーブルの設計とデータのインポートを行います。
Chapter3 クエリの作成
Chapter2で作ったテーブルへ、データを追加したり、変更/削除したりするための”クエリ”を作成します。
Chapter4 レポートの作成とレベル1アプリの完成
テーブルのデータを帳票出力するための”レポート”を作って、レベル1アプリの完成です。レベル1は、必要最低限のオブジェクトのみで動くアプリです。Chapter4の最後でアプリの使い方も解説しています。
Chapter5 フォームの作成
レベル1アプリに、UI(ユーザーインターフェース)を追加します。AccessでUIの役割となる”フォーム”を、「メニュー用」「データ閲覧用」「データ編集用」などなど、目的ごとに作成します。
Chapter6 マクロの実装とレベル2アプリの完成
Chapter5で作ったフォームに、”マクロ”を登録します。これで、フォームのボタンをクリックしたらデータが追加される、などの「動き」のあるアプリとなります。データの閲覧や操作などの一連の動きを作って、レベル2アプリの完成です。
Chapter7 VBAとSQLの連携
ここからレベル3アプリの作り方へ入ります。この章ではアプリへの実装を行う前に、VBA、SQLとはなにか? どうやって書くのか? 基本的な使い方とは? などの基礎知識を学習します。
Chapter8 VBAの実装とレベル3アプリの完成
Chapter7の学習を踏まえて、レベル2アプリのクエリをSQLへ、マクロをVBAへ置き換えて動くようにします。クエリ&マクロでは実装しにくかった便利な機能も盛り込んで、レベル3アプリを完成させます。
Appendix アプリの完成度を高めるためのテクニック
最後に、ボタンに画像を配置して見栄えを良くしてみたり、日付の新しいものが上に並ぶようにしてみたり、などなど「さらにこうすると便利かも!」という小技をまとめてあります。
ひとこと
Accessはとても多機能なデータベースソフトで、オブジェクトがたくさんあって、何をどのように使ってよいのか迷う場面もあるかもしれません。そこで、この本では3つのレベルのアプリを作成しながら、オブジェクトの利用方法を学べる構成としました。
どのレベルでも業務に生かせるヒントが見つかると思いますので、作って動かしながら、ご自身のお仕事に役立てていただけたら嬉しく思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
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