データベースとAccessの基礎を学ぶイラスト用語図鑑を書きました
9冊めの本を書かせていただきました!
本書は、「Accessにチャレンジしてみたい!」「さわってみたけれど、全然わからない」「そもそもデータベースってなに?」という方へ向けた用語図鑑です!
Accessはデータベースを扱うソフトウェアなので、まずはそちらの知識が必要です。でも、データベースって聞いたことはあるけど難しそうですよね…。そんなとっつきにくい専門用語たちを、1つずつかんたんなことばとイラストで説明する、「図鑑」をコンセプトにしています。
本書で「データベースとはなにか?」「なにができるのか?」「Accessとはどんなものか?」などをあらかじめ理解しておけば、実際にAccessを使う段階で、スムーズに学習できるようになるはずです。片手で気軽に手にとれる四六判で、ササッと読めるのも特徴です!
情報
- 発売日: 2022/5/27
- ページ数: 168ページ
- 定価: 本体1000円+税
- 出版: 技術評論社
動画での紹介
YouTubeで紹介動画を作りました!
販売促進用POP
今回も販促イラストをたくさん描かせていただきました!!
↑こちらは書店用のPOPです。もしお目にかかったら嬉しいです!
↑こちらはAmazon用。
概要
ちょこっと中身を覗きながら、どんな内容なのかご紹介します。
第1章 データベース概要
まずは序盤、コンピュターやデータ、ユーザーインターフェースなど一般的な用語から、データベースをさわる前に覚えておきたい基礎知識となる用語を解説します。
第2章 Accessを使う前に
データベースソフトのなかでも、Accessは少々特殊な特徴もたくさんあります。Excelのようなデータシート形式との違いやデータの扱い、容量や使用人数などAccess特有の知識から、一般的な運用に関わる用語を解説する章です。
第3章 テーブルの基礎知識
リレーショナルデータベースにおける要である、テーブルに関する章です。テーブルの各所名称やルール、分割や結合に関わる用語があります。
第4章 テーブルの内容を操作する
3章のテーブルに対して、操作を行うための章です。主にSQLに関わる内容で、データの取り出し方、式の書き方、取り出したデータの名称などについて解説しています。
第5章 テーブル
この章より、具体的にAccessにおける用語解説に入っていきます。3章で解説した一般的なテーブルの内容を、実際にAccessではこのように操作できます、という趣旨で解説しています。
第6章 クエリ
4章で解説した内容をAccessで行うために必要な用語や操作を解説している章です。一般的にはSQLを使うところが、クエリというオブジェクトでかんたん操作ができるのが面白いですよね。
第7章 レポート&フォーム
印刷様式を作る「レポート」、入力ウィンドウなどを作る「フォーム」に関する章です。いままでこれらに関する本も書いてきましたが、今回のようにまずは用語解説から入ると複雑な概念も理解しやすいのかも! と感じました。
第8章 自動化
最後に少しだけ、VBAやマクロなど、プログラムに関する章です。モジュールやプロシージャなど本当に必要最低限ですが、最初の1歩として頭に入れていただけたらいいなと思って書きました。
ひとこと
今回の本は、私にとって初めての試みでした。
10年ブログを書いてきて、7年ほど本も書かせてもらってきて、文章を書くのは苦ではないと思っていましたが、指定の短い文字数で完結させることの難しさといったら。このあたりの心情はこちらの記事に書いたこともあるのですが、400ページ超えの本よりも遥かに時間がかかった気がします。
加えて、150点のイラスト。いままでの本でも挿絵は自分で描かせてもらっていましたが、文章とコードがメインだったので、今回は初めてのイラストメインの本。中学生くらいから絵を描くのが好きだったものの、イラストレーターなんて職業になれるべくもないとずっと趣味で細々と続けてきたことがこんな形で役に立つなんて。
なかなかに苦難の連続ではありましたが、何度も何度もブラッシュアップを重ねて、文章とコードだけでは届かない層の方にも楽しく読んでもらえるのではないかと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
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