Accessでフォームのデータシートビューを使うメリット
Accessには各オブジェクトに「ビュー」があって、目的に応じて切り替えながら使います。テーブルのデザインビュー(設計モード)、データシートビュー(操作モード)あたりはよく使いますよね。今回は、フォームのデータシートビューの気づきのお話です。
データシートビューいろいろ
データシートビューといえば、まずはテーブル。中身が見渡せて、Excel感覚で直接データを編集できちゃうのがものすごい手軽。
ただ、手軽すぎて管理者以外の人にはあまりさわってほしくないので、閲覧専用にしたい場合もあります。そんなときは、このテーブルをレコードソースにした選択クエリを作っちゃって、プロパティーシートの「レコードセット」を「スナップショット」にしちゃえば、編集できなくなり、閲覧だけが可能となります。
で、フォームにもデータシートビューが備わっています。出ていない場合はプロパティシートで「データシートビューの許可」で出ます。
これが、いまいち上手に使えていなかったんですよね。どう使うのが効果的なんだろう、と。フォームも「レコードセット」を「スナップショット」にすれば閲覧専用にできるけど、それじゃクエリと変わらないし。
フィールドごとに操作の許可/禁止ができる
なるほどこれは便利だ! と思った使い方はこれです。デザインビューで任意のフィールドだけ「使用可能」を「いいえ」にしちゃう。「データシートビューの並びで、任意のフィールドだけさわれないようにしたいな~」というときにぴったり!
フォームイベントのマクロが使える
ボタンを配置して動的になにか、というほどではないですが、フォームなのでイベントマクロが使えます。フォーム開くときや閉じるときなど、ほかのオブジェクトでできない機能を付けることが可能です。
以上、こういう使い方ができるな~と思ったメモでした!
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