【閲覧微注意】出産時を振り返って

【閲覧微注意】出産時を振り返って

7月26日の予定日を超過すること11日、8月6日の午前9時に病院にて入院手続き。診察や促進剤への説明、承諾などをして陣痛室に入ったのがお昼ごろ。最初は錠剤を飲みつつ、点滴へ切り替わったのがだいたい14時ごろ。

※グロ注意?かもしれないので嫌な方はスルー推奨※


15時ごろから、痛くなってくる。

でもまだ生理痛がひどい程度の痛みなので余裕があり、陣痛室のカーテンごしに聞こえてくるお隣さんの痛がりや旦那さんの励ましが聞こえてきて「がんばれ・・・!!」などと(心の中で)必死に応援。

16時ごろ・・・?だんだん痛いのがキツくなってきた頃、お隣さんが陣痛室を卒業。うめきながらも看護師さんに支えられて恐らく分娩室へ行くのだろう。あれ?自力で行くの?そうなの??(ベッドごと動いて移動してくれたりするのかと漠然と思っていた)

その後から時間の感覚が全くなし。

15分間隔くらいだった(ここすらも曖昧)のがどんどん短くなってきて、痛みに耐えかね遂に叫ぶ。

痛みが来るたびに叫んでいたのだが、さっきのお隣さんは叫んでいなかった。自分、痛みに弱いの?それともお隣さんが強い人だったの?迷惑とは思いつつも叫ばずにいられない。もう、下半身爆発するんじゃねーの、っていう感覚。叫ぶ度に強めに腰をさすってくれる夫。相当疲れただろうなぁ。

痛みで視界は朦朧とするが、耳だけは結構聞こえる。母が、「このぶんなら今夜中には産まれますかね?」と助産師さんへ聴いていた。

助産師さんは「私たちの口からは、『恐らく何時くらい』とは言えないんです、ご本人がそこまででリミットを作ってしまわれると、超えてしまった場合精神的に頑張れなくなってしまいますので」と言っていて、朦朧とした頭で「なるほどなぁ」なんて感じていた。

どのくらい痛みと闘ったかわからなくなったころ(汗だく)、暖かい水っぽいものがどばっと出たのが分かった。実際見てないので血なのか羊水なのか分からないけど。あれが破水だったのだろうか。助産師さんが内診をしてくれて、「早いですよ、もう子宮口が○センチになってます!いい感じですね!」とかそんなようなことを言われた。

それから少し経った後、今度は痛みと共に明らかに大きな物体が体外へ押し出されそうな感覚。「なんか出る!出そう!!」と言って助産師さんを呼んでもらう。なんか、っていうか赤ちゃんの頭に決まっている。どうやら進行がかなり早かったらしく、助産師さんがちょっと焦っていたのが分かった。「まだ!まだいきまないで!」とか言われても、無理無理無理なんかもうあああああああ、って感じ。 「頑張ってこれに移ってください!」と言われて見たら車椅子ー!

痛すぎるしなんか出そうだしでも力入れるなって言われるし、必死で移動。そしたら分娩台へも自力で移動。この、移動がキツかったなぁ。

分娩台に乗ってからは更に記憶が曖昧なんだけど、声を出さずにアゴを引いて下を見て頑張る、と。4、5回目くらいのいきみで羊水とかと一緒に、するり、というか、ずるり、というかそんな感じで痛みが消えて、「あれ?」って思ったら「産まれましたよー!」の声。正直、「え、もう終わり!?」って思った。その後赤ちゃんの泣き声が聞こえて、「本当だ!!!!」と。その瞬間の嬉しさと開放感と言ったら!

話には聞いていて若干ビビっていた、”切る”ってのも、いつ切ったのか全然分からなくてびっくり。麻酔しますよーって言われてちょっとだけチクってしたのは覚えてるけど。

カンガルーケアを希望していたので、まだ血のついた赤ちゃんが胸の上に。分娩室に入ってから20分も経っていなかったそうで、産まれた時間が18:56で、なんだかんだで総時間も4時間程度。体力も十分残っていたので、夫や先生たちと会話しながら、しげしげと観察。ビデオやらデジカメやらで撮影しまくっている夫。赤ちゃんを胸に抱きながら、切ったところを縫われる。麻酔のせいか、さっきまでの痛みで麻痺してるのか、あんまり痛くなかった。

その後、洗ってもらったり測定してもらったりで病室に落ち着いたのが22時くらいだったかなぁ。無事終わった安堵感と、なんとなく頭がぼーっとして、その夜はあっという間に寝てしまった気がします。

出産を終えるまでは、難産でも頑張る覚悟をしなくては!安産だった人の話を参考にしたらアカン!とか思っていたのに予想外の安産に自分が一番びっくりしてしまいました。

公開日:2010/09/28

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