Adobe Frescoで彩色の下地はベクターレイヤーだと隙間なく塗りつぶせるという覚え書き

Adobe Frescoで彩色の下地はベクターレイヤーだと隙間なく塗りつぶせるという覚え書き

前回に引き続き Fresco の記事なのですが、得意じゃなかった彩色が楽しくなってきたので、いろいろ習得した小技をメモっておきます。


Fresco でお絵描き楽しいです

Adobe Fresco – スケッチ・ペイントアプリ
Adobe Inc.

とにかくライブブラシがとてつもなく好き~!! 以下、現状「私はこんなふうに使ってます」というメモです。

我流彩色メモ

線画は3冊目の著書の挿絵で描いたやつを例に引っ張ってきました。

一番下に濃い色で塗りつぶしたレイヤーを置いて、ペールオレンジから塗っていきます。が、最初につまずいたのですが、ピクセルブラシで囲むと、

塗りつぶしたときに残ってしまいます! ぬぁぁぁぁーーー、全部のペン試したのですがこれは…、無理なのか、、

と、思っていたら友達にベクターレイヤーだったらいけるよって教えてもらいました。

マジだ!!!

というわけで、ベクターレイヤーで下地の色をベタ塗りします。

塗ったレイヤーを1つ選んで、「ピクセルレイヤーに変換」します。

続けて、「透明度をロック」します。

こうすると、下地に塗った部分以外は色が乗らなくなります。ここにピクセルブラシで濃い色を適当にのっけます。私はペールオレンジがうまく選べなくてすぐ屍人にしてしまうので、微妙な色はライブラリを使うと安心。

水彩ライブブラシでなじませるとイイ感じになるので素敵ー!!

ライブラリに登録してない色は、指で長押しするとスポイトで採れるので、

そこからすこーし下の同系色の暗い色を選んで、また同じように塗っていきます。

ハイライトを入れる前に、「レイヤーを乾かす」をやっておくと、

水彩の混ざり具合が少なめで色が乗ります。こんな要領で各レイヤーをピクセルレイヤー化、透明度ロックして塗っていきます。

背景は、ここでは大きめの水彩の平筆を使ってみました。

ちょっとだけ人物まわりにホワイトを入れてみたりしてます。

以上です! 凝ったテクニックはなにもありませんが、どなたかの参考になれたら幸いです。

公開日:2020/03/31
更新日:2020/04/01

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