Adobe Frescoで彩色の下地はベクターレイヤーだと隙間なく塗りつぶせるという覚え書き
![Adobe Frescoで彩色の下地はベクターレイヤーだと隙間なく塗りつぶせるという覚え書き](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331eye.png)
前回に引き続き Fresco の記事なのですが、得意じゃなかった彩色が楽しくなってきたので、いろいろ習得した小技をメモっておきます。
Fresco でお絵描き楽しいです
とにかくライブブラシがとてつもなく好き~!! 以下、現状「私はこんなふうに使ってます」というメモです。
我流彩色メモ
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-01.png)
線画は3冊目の著書の挿絵で描いたやつを例に引っ張ってきました。
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-02.png)
一番下に濃い色で塗りつぶしたレイヤーを置いて、ペールオレンジから塗っていきます。が、最初につまずいたのですが、ピクセルブラシで囲むと、
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-03.png)
塗りつぶしたときに残ってしまいます! ぬぁぁぁぁーーー、全部のペン試したのですがこれは…、無理なのか、、
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-04.png)
と、思っていたら友達にベクターレイヤーだったらいけるよって教えてもらいました。
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-05.png)
マジだ!!!
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-06.png)
というわけで、ベクターレイヤーで下地の色をベタ塗りします。
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-07.png)
塗ったレイヤーを1つ選んで、「ピクセルレイヤーに変換」します。
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-08.png)
続けて、「透明度をロック」します。
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-09.png)
こうすると、下地に塗った部分以外は色が乗らなくなります。ここにピクセルブラシで濃い色を適当にのっけます。私はペールオレンジがうまく選べなくてすぐ屍人にしてしまうので、微妙な色はライブラリを使うと安心。
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-10.png)
水彩ライブブラシでなじませるとイイ感じになるので素敵ー!!
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-11.png)
ライブラリに登録してない色は、指で長押しするとスポイトで採れるので、
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-12.png)
そこからすこーし下の同系色の暗い色を選んで、また同じように塗っていきます。
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-13.png)
ハイライトを入れる前に、「レイヤーを乾かす」をやっておくと、
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-14.png)
水彩の混ざり具合が少なめで色が乗ります。こんな要領で各レイヤーをピクセルレイヤー化、透明度ロックして塗っていきます。
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-15.png)
背景は、ここでは大きめの水彩の平筆を使ってみました。
![](https://ateitexe.com/wp-content/uploads/2020/03/200331-16.png)
ちょっとだけ人物まわりにホワイトを入れてみたりしてます。
以上です! 凝ったテクニックはなにもありませんが、どなたかの参考になれたら幸いです。
コメントは承認制ですので、反映までしばらくお待ち下さい。(稀にスパムの誤判定にて届かないこともあるようですので、必要な際はお問い合わせからお願い致します。)
YouTubeでQ&Aコンテンツを企画しています
運営しているYouTubeチャンネルで、ご相談やご質問を募集しています。動画のコメントやお問い合わせページからお気軽にご相談をお寄せください。