大人の服を子供用ロングTシャツにリメイクした話 2枚目
久しぶりに創作意欲が湧いて、ロングTシャツを。アクセスログ見てると、結構リメイクに興味ある人多いのかなーと思ったので、いつもよりしっかり書いてみました。
材料
毎度お馴染み、廃棄予定の夫の服。今流行ってる片付け術に感化されて、服を整理してくれましたw 私も見習おう…。。
作り方&使っている型紙
なんとなく、“できるだけ無料でやりたい!”って思う方も多いと思うのですが(最初は私もそうでした)、やはり型紙はきちんとしたのを使うのが良いと思います。
せっかく手間暇かけてつくるなら綺麗な仕上がりにしたいし、そうは言ってもこの本も1000円ちょっとでかなりバリエーションの効くものがたくさん入ってますので決して高くないと思いますよ。私は裁縫なんか今まで全然やったことのない超初心者でしたが、すごーく分かりやすくて良書でした。
ハンドメイドは決して安くない
ハンドメイドって無料で出来るからお得!とかイメージしがちですが、それなりに良いものを作ろうとすると、生地や道具を揃える時点でもうマイナスです。リメイクだから生地がタダにしても、つくる手間や時間を考えたら既製品を買うのとそう変わらないです。自分の着てたものを子供に着てもらえるっていう嬉しさと、ただ単に“モノづくり”が好きで、作ってる工程が楽しいという自己満足の世界です。自分が楽しいからやってます。
生地を裁いて、型どりをする
生地の余った部分をパズルのように使えばいいわけでもなく、結構、生地の目って大事です。どちら側に伸縮するかとかで見た目も着心地も変わってくると思うので、できるだけ縦横そろえて型どりします。長袖だとそろそろ一枚の服から取るのは厳しくてギリギリでしたw
裾(すそ)部分をうまく使って型どりすると、後でそこの裾処理をしなくて済みます。
襟まわりが難しい
本の通りに何枚か作ってみましたが、襟が難しいなーと感じています。めんどくさがりなので直線部分は仮縫いしないでやっちゃうのですが、襟だけは仮縫い欠かせません。最終的に円状になるので、襟用の細長い生地の根元を伸ばしながら縫いつけないと完成したときにだるーんとしただらしない襟になってしまします。(経験済み)
ちなみに、襟用の生地はもとの服の同や袖の裾(すそ)を使うと楽です。裾大活躍!
でも、着込んだ服だと裾ボロボロになってたりするので状態によりけりですねー。
首元を開閉させる
子供は頭が大きいのでボタンで開閉できるようになっている仕組みです。何枚が作りましたが、ここの部分は毎回本とにらめっこしながら作ってます。使ってる布はいらない端切れですが、ここはボタンをつけるので伸び縮みしない生地のものが良いかと思います。
逆に言えば、襟とこの開閉部分が難しいだけで、あとはほとんど直線縫いみたいな感じなので、Tシャツおすすめです。子供はいっぱい着替えますもんねー。
ボタンをつける
ドットボタンというやつです。金具を当てて、金づちで叩きます。もうちょっとはっきりした色でも良かったなと思いましたが、ちょうど2個余っていたので。
これも初めて使った頃は、裏表逆に叩いちゃったり、ズレちゃったりと何度か失敗しました。今回は2個しか余ってなかったので失敗は許されず、何度も何度も確認しながら叩きましたw
完成!
なかなか綺麗にできました!
着用
なんか、渋いww
1歳8ヶ月になった娘ですが、夫の服を材料にすることがが多いのでどうしても男児のようになってしまいます。男物の服のほうが生地が大きくて作りやすいんですよねー。
ハンドメイドの良いところ
さっき、「買ったって一緒だよ!」みたいなことも書きましたが、手間暇かけて作ったモノを自分の子供に着てもらう充足感はプライスレスです。また、思い出のライブTシャツをリメイクみたいなこともできるので、買うことの出来ないものをつくることが出来ます。
切ってバラして、繋げて合わせて違うものをつくるという行為はかなり面白いです。そういえば去年、会社のHPの写真撮影してた時にカメラマンさんと、“服つくるのってガンプラつくるのに似てますよ!” → “全てのモノづくりはガンプラに通じてますよ!”って盛り上がったのを思い出しましたw
4件のコメント
はじめまして。
そして、だいぶ前の記事なのにコメント残してすみません。
実は、私も処分できないライブTシャツがたくさんあってこの記事を見てやってみよう!と思いました。
そこで、紹介されている本を買ってみたのですが、Tシャツは本に掲載されているパターンと違って本の通りにすると袖が全く足りず…
差し支えなければ、どこのパターンを使ったか、アレンジしたか教えていただけるとありがたいです(>_<)
まめみかんさん、はじめまして。全然構いませんよ!コメントありがとうございますー!
そしてこちらこそ紛らわしい書き方してしまって申し訳ありません、本の型紙を使っているものと使っていないものがあるんです。
この記事のロングTシャツや、ポルノのTシャツ、ポルノのタンクトップ、カーディガンは、記事中で紹介した本に掲載されている型紙で作成しています。袖部分が大きく肩周りまでカバーしているぶん、カーブが少なくて開閉部分も簡単な、とても初心者に優しいデザインに設計されているのだと思います。
夫の服や、大きめのTシャツの場合はこの型紙でも大丈夫だったのですが、ミスチルのTシャツやこちらのロンパースでは布が足りず、でもどうしても作ってみたい!という気持ちで既成品の服に直接紙を当ててペンでなぞって型紙をつくりました。
わたしは裁縫など高校の授業以来で服の作り方など全然知らなかったのですが、本の型紙どおりに何着かつくって練習したらコツが掴めてきて、既成品の服なども「ここはこういう構造になってるのか」ということが分かるようになり、「これなら行けそうだ」と思えるようになって自力でチャレンジしてしまいましたが、大人と同じ構造の子供サイズの型紙や作り方の載っている本も探せばきっとあると思います。
思い出のライブTシャツにハサミを入れるのはとても勇気が必要だと思います(わたしもそうでしたw)ので、まずは失敗しても良い服などを材料に練習してから本番に臨むと良いんじゃないかと思います。自分のつくったものを子供に着てもらえるのってすごく嬉しいので、是非、頑張ってみてください!わたしも今、娘の入園グッズつくってるのでまた新しく記事にしたいと思ってますー(*´∀`*)
返信ありがとうございます(^ ^)
そうですね、まずは本の型紙通りにいくつか練習してみます!
…早速練習で肩の開閉部分で失敗…。
慣れたら、ライブTシャツに挑戦しますね
(ちなみにapbankのライブTシャツ…失敗できないっ)
入園グッズの記事も楽しみにしてますね♬
わたしも最初は開閉部分失敗しましたよ!本のとおりのつもりでも「あれ?なんか違う…」ってなっちゃったりしてw
apbankいいですねー♡がんばってくださいー!(*`・ω・)ゞ
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