目次

  1. 経緯
  2. JDK をインストール & 手動で実行してみる
  3. Eclipse をインストール
  4. JavaFX を使うための準備
  5. 新規 GUI プロジェクトを作ってみる
  6. 配布用 .jar ファイルにしてみる
  7. Windows 用に .exe に変換してみる

経緯

私は VBA からプログラミングを始め、そこから SQL や VB.NET に派生し、WordPress から PHP がわかるようになってきて Web アプリを作ってみたり、という道を通ってお仕事をしてきました。言語に貴賤はないと思ってやってきましたが、それでもなんとなく、王道の言語を何にも知らないのに「プログラマ」を名乗っていいものか、とずっとモヤモヤ思っていました。

そんななか、自分のなかでちょっとしたきっかけがあり、やっぱり王道の言語も経験してみたいなと思って、今度のやつは Java で組んでみよう!! と思い至りました。ほんとーに初心者なので、初心者なりにメモを残していきます。

そうは言っても、VBA の知識は結構役に立ちました。特にクラスモジュールまでゴリゴリ使っていたおかげで、インスタンス、カプセル化、ゲッター、セッターあたりの概念はわかるので、書き方は違えど、わりとすんなり入れました。

この記事を書くためにいろいろ調べてまとめたので、その知識が役に立ちました。やっぱりアウトプットは自分の血肉になります。

それでは以下、本当に最初の1歩を始めるためのメモです。

JDK をインストール & 手動で実行してみる

というわけで Java 経験ゼロの私が、いっちばん最初に熟読したのがこちらのサイト。

まずはここの記事をはじめから読みながら、一緒にやってみました。記事中に出てきますが、Java 入門は JDK をインストールするところから始まります。

JDK とは?

Java Development Kit の略で、別名は Java 開発キット。

JDK とは、Java 開発者向けの様々なツールが梱包された Sun Microsystems の製品の名称である。JDK には Java のソースコードを Java バイトコードにコンパイルするための「Javac」や、Java のライブラリファイルを生成する「jar」、Javadoc を生成するための「javadoc」などが含まれる。開発者向けのツールである JDK に対して、Java の実行環境のみの製品は JRE と呼ばれる。

出典:JDK とは – IT用語辞典 Weblio 辞書

JDK には、開発環境に必要ないろんなものに加え、実行環境の JRE (Java Runtime Environment) も含まれています。アプリを開発したい PC には JDK 、実行だけできればいい PC には JRE のみインストールすればよいということですね。

JDK のインストール&設定

こちらから最新版をダウンロードします。私が DL した時点では、Java SE Development Kit 8u121 というバージョンでした。

どれをダウンロードすればいいかとか、インストール方法は先述のサイトのこちらの記事に丁寧に書かれていますのでそちらを読むのがおすすめ。インストールしたら「Pathを通す」という作業も。ほえー。

手動でコンパイル & 実行

今度はこちらを参考に、テキストファイルで .java ファイルを作り、コマンドプロンプトで手動でコンパイル & 実行する、という手順。私はとても楽しかったです。

コンパイルすると .class ができるのだとか、実行するのは .calss なんだとか、そういう基礎的なことを知っておくのっていいもんだなって思いました。

最初はこのまま、テキストファイルを手動でコンパイルしながら、いろいろ学んでいきました。

Eclipse をインストール

さて、なんとなくだけど基本がわかってきたところで、いよいよ Eclipse をインストール!! Eclipse というのは、IDE のひとつです。また略称が出てきた。

IDE とは?

Integrated Development Environment の略で、別名は統合開発環境。

統合開発環境(とうごうかいはつかんきょう)、IDE (Integrated Development Environment) は、ソフトウェアの開発環境。 従来、コンパイラ、テキストエディタ、デバッガなどがばらばらで利用していたものをひとつの対話型操作環境(多くはGUI)から利用できるようにしたもの。

出典:統合開発環境 – Wikipedia

いままでコマンドプロンプトでやっていたコンパイルや実行を代わりにやってくれて、コードの間違いを教えてくれたり、補完してくれたり、実行形式に変換してくれたり、開発するにあたって必要な便利機能をまるごと備えたもの、というイメージです。さっきまでテキストエディタでやっていたのを、IDE でやると便利すぎてびっくりします。

一般的に IDE は複数の言語に対応していて、やりたい言語によって対応している IDE を選ぶ、という感じです。私は今までに VB.NET で開発することが多かったので Visual Studio の使用経験はありました。

Java に対応している IDE としては、Eclipse、NetBeans、IntelliJ IDEA あたりが有名どころらしいです。どれを使うかは恐らく好みの問題じゃないかと。初心者な私は、情報がいっぱいありそうな Eclipse にしてみました。

Pleiades のインストール

Eclipse を使うって言ってたのになぜか違う名前が出てきた…、と当初私も思ったものですが、Pleiades というのは Eclipse を日本語化してくれているプラグインなんだそうです。Pleiades をインストールすることによって、日本語化された Eclipse がインストールされるのだと! すごいですね!! ダウンロードはこちらから。

これも、こちらの記事に詳しい手順が書いてありますのでそちらをどうぞ。私が DL したのは Eclipse4.6 NEON でした。既に JDK はインストールしてあるので、Standard Edition で良いみたいです。

Pleiades のページの下の方にも注意書きがあるのですが、Windows 上で zip 解凍する場合は C などのドライブ直下に展開しないとエラーになります。ディレクトリ階層が深いため、浅いところに展開しないとパスの長さが上限を超えてしまうそうなんです。ご注意くださいませ。

さて、ここまででも Java でプログラミングできる環境になりました。しばらくは参考サイトさんを見ながらプロジェクトの作り方などをひととおりやってみて次のステップへ。

今回の目標として、私が作りたいのは GUI アプリなのです。実行ファイルをダブルクリックしたらウィンドウがひらいて、テキストボックスに入力したりして、ボタンをクリックして何かが起こる、みたいなのを作りたい!

JavaFX を使うための準備

というわけで、GUI アプリを作るためのプラグインを入れていきます。

調べてみたところ、Java で GUI アプリと言えば長年 Swing というのがメジャーだったそうです。Eclipse ではそれを使うために SwingDesigner というプラグインがあって、現在もバリバリ現役の様子。ただ、Java8 から、JavaFX というのが標準 GUI フレームワークになったらしいんですね。

実際に両方入れて少し触ってみたのですが、JavaFX で作ってみることにしました。比較したら UI デザインが好みで使い勝手も良さそうだったということと、標準になっているのなら、これから勉強するなら JavaFX のほうがいいのかなー、と思った次第です。

Scene Builder をインストール

ウィンドウとかテキストボックスとかボタンとか、そういうグラフィカルなものをレイアウトできるツールである、Scene Builder をインストールします。こちらからダウンロードできます。

私が DL したのは Scene Builder 8.3.0 でした。後で使うのでインストールされた場所は把握しておきましょう。

e(fx)clipse をインストール&設定

e(fx)clipse とは、Eclipse を Scene Builder と連携させるためのプラグインだそうです。設定にあたって、こちらのサイトを参考にさせていただきました。

まずは Eclipse にプラグインをインストールします。

「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」をクリックして、

「作業対象」へ「http://download.eclipse.org/efxclipse/updates-released/1.0.0/site」と入力すると、e(fx)clipse が出てきます。図のように選択してインストールします。

Eclipse 再起動後、「ウィンドウ」の「設定」をクリックし、

「JavaFX」に Scene Builder の実行ファイルのパスを登録します。これで準備完了!

新規プロジェクトを作ってみる

それでは、ごくかんたんな GUI アプリを起動させてみます。

こちらの記事を参考にさせていただきました。

プロジェクトの新規作成

図のように新規プロジェクトを選択して、

「JavaFX Project」を選んで「次へ」。

プロジェクト名を入力して、他はデフォルトで「次へ」。

ここはこのままで「次へ」。

PCのデスクトップで動くものを作ると仮定して、UI のファイル名は「Form」にしてみます。

追記:作ってみてわかったのですが、ここの RootType は、初心者さんはとりあえず AnchorPane にしといたほうが吉。

実行

作成したプロジェクトを展開すると、このようになっています。Main.java をダブルクリックしてみると、

ここに、スタートである「public static void main(String[] args)」がありますね。では Main.java を起動してみましょう。

Main.java を右クリックして、「実行」の「Javaアプリケーション」をクリックします。

出ました!

空のウィンドウが出ただけですが、これも一応 GUI アプリ。とりあえず、今回の目標は達成できたものとします。

配布用 .jar ファイルにしてみる

JDK の入っている自分の PC だけで使うならここまででいいんですが、他の PC でも使いたい場合。.jar ファイルを作成して、配布先でダブルクリックで起動させてみたいですよね。

実行可能 jar 形式へエクスポート

プロジェクトを右クリックからビルドして、

また右クリックして、「エクスポート」。

「実行可能 JAR ファイル」を選んで「次へ」。

「起動構成」に「Main」を選んで、エクスポート先を設定。「生成される JAR に必須ライブラリーをパッケージ」を選択すると、必要なものを同梱してくれるの便利(らしい)! これで「完了」を押すと、

できた。

ダブルクリックすると、さっきのウィンドウが起動しました。

Windows 用に .exe に変換してみる

素人ながら Java の売りは「どの OS でも動く」ことだという認識で、環境が整っていれば .jar ファイルをダブルクリックするだけで、Win でも Mac でも動く…、のだと思ってたんですが。

もちろん開発環境のあるマシンで動くのは当たり前なんですが、私の試せる範囲の数台の Windows マシンで試してみたら、.jar をダブルクリックで実行できたマシンもあり、どーーしてもうまくいかないマシンもあり。「Could not find the main class.」とか出たりして。

java.exe、javaw.exe への関連付けがうまく通ってないのか、、試行錯誤してみたけど PC によって症状も違うしよく分からず…。そこでたどり着いたのがこちらのページ。

.jar を .exe 化できるんだ! 試してみる。

ここからダウンロード & インストールして、さきほどのサイトを参考に、

変換後と変換前のファイルの場所と名前を指定して、

JRE(実行環境)の最低バージョンは必須なようです。とりあえず、自分で開発した際のバージョンを書いておけば間違いないのかなと。

設定ファイルを任意の場所に保存して、上の歯車マークで実行します。実行時のログが下に表示されます。

できた。

さっきまであんなにダメだったマシンでも、exe 化したらダブルクリックで起動しました! JRE のバージョンが足りていない場合には新しいバージョンをインストールしなさいよ、とブラウザ立ち上げてダウンロードページまで出してくれます。すごい!

と、まぁまだ何にもしてないんですが、今回はここまで。ここへテキストボックスやボタンを追加して、コントロールの値を取得したり、クリックイベントで動かしたり、というのをまた書いていきます。

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公開日:2017/02/22


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