[増補改訂版] ExcelVBAでAccessを連携させる本

[増補改訂版] ExcelVBAでAccessを連携させる本

8冊めの本を書かせていただきました!

本書は、2016年に書かせていただいたExcelVBAでAccessを連携させる本の増補改訂版です。VBAを使わず、標準機能のみで連携を実現させる方法と、VBAを使ってExcelからAccessデータベースを操作する方法を紹介しています。

DLできるサンプルアプリケーションは、最初は1つのテーブルから、次にテーブルを2つに分けてリレーションを張り、最終的には5つ構造のテーブルにして、ExcelVBAでユーザーフォームを使ったAccessへの読み書きの実装を、体験しながら学習できます。実装する機能は改定前と同じにしたうえで、よりわかりやすく、汎用的に使いやすくなるようにコードをすべて書き直し、本文の解説も大幅に変更しました!

情報

  • 発売日: 2021/07/16
  • ページ数: 376ページ
  • 定価: 本体2680円+税
  • 出版: 技術評論社

販売促進用POP

今回は販促イラストをたくさん描かせていただいたんですよ~!!

↑こちらは書店用のPOPです。もしお目にかかったら嬉しいです!

↑こちらはAmazon用。Amazonに自分の絵が載るってすごい経験だなと思いました…。。

概要

ちょこっと中身を覗きながら、どんな内容なのかご紹介します。

CHAPTER1 Excel&Access連携の基礎知識

この本のイントロダクションです。ExcelとAccessの連携にあたり、それぞれの特徴や得意・不得意分野、運営にあたっての注意点を解説し、次章以降で出てくる用語を学んでいきます。旧版に書けなかった運用面やバックアップについても追加されています。

CHAPTER2 標準機能を使ってExcel のデータをAccessに書き込む

VBAを使わずにExcelシート上のデータをAccessのテーブルに格納する方法の解説です。Accessを利用するための基礎知識や、データ型について学んでから、ExcelシートをAccessに取り込める形に成形して、Accessの標準機能を使ってインポートします。

CHAPTER3 VBAを使ってExcel のデータをAccessに書き込む

CHAPTER2の内容をExcelVBAで実装する方法を解説します。Accessでテーブルを作成しておき、ExcelVBEの使い方、Accessへ接続するコード、データを書き込むコードを作成します。旧版のコードをすべて書き直して、まずは1つのプロシージャで実装して動作確認し、再利用しやすいように分割、といった拡張手順も紹介しています。

CHAPTER4 標準機能を使ってAccess のデータをExcelに読み込む

Accessのエクスポート機能、Excelのインポート機能を使って、AccessのテーブルをExcelに読み込む方法を解説します。次いで、Accessのクエリを使って条件に合うデータのみを抽出し、そのデータをExcelへエクスポートします。

CHAPTER5 VBAで専用フォームを作成してAccess のデータをExcelに読み込む

この章より、ExcelVBAとユーザーフォームを使ったアプリケーションとしての仕組みを作っていきます。ここでは、ユーザーフォームの基礎知識を解説したのち、フォームのボタンをクリックすると、データベースからExcelシートにデータを読み込む機能を実装します。

CHAPTER6 専用フォームを使ってExcel からデータを追加・更新・削除する

CHAPTER5に、Accessのデータに変更を加える(追加・更新・削除)ためのフォームと、条件をつけて読み込むためのフォーム、それを実装するVBAを加えて、アプリケーションを完成させます。

CHAPTER7 列数の多いExcelシートを分割しAccessの複数テーブルで利用する

リレーショナルデータベースの基礎を学び、CHAPTER6までのアプリケーションを、テーブルを2つ(トランザクションテーブルとマスターテーブル)に分けた構造にします。ExcelVBAでは、2つのテーブルでこれまでと同じ内容の読み書きができるように改変します。

マスターテーブルの情報をExcelフォームのコンボボックスに読み込み、関連情報を自動入力できるようにします。テーブルを分割することの利便性を実感できます。

CHAPTER8 [完全版]Excel&Access 連携アプリケーション

更に実用的に、テーブルを5つに分けた本格的なアプリケーションを作成します。VBAでは5つ構造に対応したコードに改変します。

自動入力する箇所が増えるので、今までの見た目を損なわないように、コンボボックスの2列目に格納するなどの工夫をしながら、実装していきます。

Appendix 付録

旧版にはなかった、プログラミングの「デバッグ」や「エラー」に対処する方法を追加で書かせていただきました。こちらは、旧版発売から現在までに読者質問に寄せられた内容を参考に、陥りやすい状況をできるだけカバーできたらと思って書いております。

ひとこと

初めて書籍を執筆させていただいてから、早いもので5年という時間が経ちました。

このExcel&Access連携本が、第2版の発行が実現するほどにたくさんの方に読んでいただけているのは、ひとえにお声がけいただいた技術評論社さんの企画力が素晴らしかったのだと思っています。初めてだったのにも関わらず、需要があるテーマを書かせていただけて、本当に光栄です。

最初の本は、二女を出産して半年ほどの頃にブログ経由でメールをいただいて、本当に驚きました。赤子を抱えながらの打ち合わせを快く受け入れてくださり、わざわざ編集の方が地方の私の自宅まで足を運んでくださったんです。右も左もわからず不安がる私に、丁寧に原稿の書き方を教えていただいて、ほんとうに良くしていただきました…。頑張らねば! 頑張ろう!! と、すごく自分を奮い立たせたのを鮮明に覚えています。

初版本の紹介ページで、5年前の私は以下のように書いています。

決して安くない金額を投資して読んでいただくものだからと気を引き締め、慎重に書き進めていきましたが、Excelも、Accessも、データベースもVBAも書けば書くほど奥が深く、解説することがいかに難しいのかを痛感しました。

だからといって書きたいことを長々だらだらと書いて良いわけではなく、1冊の本としてのストーリーや一貫性を守ったうえで、決められたページ内で簡潔に書くという、そんな制約の中、精一杯の内容を詰め込みました。

現状のわたしにしか書けない、わたしなりの言葉でこのテーマを書き上げたことで、どなたかのお役に立つことができたならば、この上なく嬉しく思います。

言葉のとおり、当時としては精一杯のものでしたが、その後も執筆を続けて現在読み直してみたら、「拙い」と苦い気持ちが沸き上がってしまいました。これは、この5年で私が成長できたからこそ改善点が見えるようになった、ということなのでしょうが、やっぱり苦いです。

せっかくの第2版、「今だったら絶対こう書くのに!」「こういうコードのほうが後でカスタマイズしやすいのに!!」という苦い気持ちをバネにして、構成を見直し、結局コードはすべて書き直しました。初版を持っている方にもプラスになる内容になっているのではと思っています!

私にとっても思い出の深いExcel&Access本、改定したことにより、また違う誰かのお役に立てたらという願いを込めて執筆いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。