2012
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インターネットの表示がおかしいなー。ブラウザ?なにそれ?という方へ

とってもとっても初心者向けの記事です。パソコン苦手だなぁと思っている方とか、「インストール」、「アップデート」、「ソフトウェアの更新」などという文字が見えたら、よくわかんないからとりあえず×印を押して閉じちゃうという、そんな方に是非読んで頂ければと思います。


ブラウザってなぁに?という方へ

ブラウザとは、インターネットをするためのソフトのことです。「ブラウザ」という言葉をご存知のないあなたは、恐らくWindowsで、InternetExplorer(インターネットエクスプローラー。以下、IEと表記します)というソフトを使ってこのブログをご覧になっているのではないでしょうか。

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こういう感じのアイコンをダブルクリックして、インターネットを開いていませんか?これは、「インターネットのマーク」ではなくて、「インターネットを閲覧するための、数あるソフトウェアのうちのひとつ」なんです。

DVDプレイヤーみたいなもの

あなたの手元に、映画のDVDのディスク(円盤)があるとします。見るには、DVDプレイヤーに入れなければなりません。DVDプレイヤーにも、いろんなメーカーのものがありますよね。ソニーや、パナソニック、東芝とかパイオニアとか…。それぞれ性能が違って、好みがあると思います。ここで言う、DVDディスクそのもの → Webサイトで、それを見るためのDVDプレイヤー → ブラウザという、そんな感じなんです。

どうしてIEを使っているのか

答えは簡単です。それは、Windowsに最初から入っているからです。WindowsはMicrosoftというメーカーのものなので、同メーカーのつくったIEというブラウザが元々入っているため、最初は必ずこれを使います。

そのため、インターネットを見るには、IEしかないという先入観が多くの方に根付いています。しかし、いろんなメーカーのDVDプレイヤーがあるように、いろんなメーカーのブラウザというものが、無料で、たくさんあるんです。

IEは、バージョンが古いと危険!

「へー、他にもあるんだ。でも、IEをずっと使ってきてるんだし、特に不満がないからこのままでいいや」というお気持ちもあると思います。その気持ちはごもっともです。ですが、IEには、古いバージョンによる不具合というものが存在するのです。

バージョンをチェック

あなたが今お使いのパソコンは、WindowsXPまたはWindowsVistaではありませんか?そして、今まで、「インストール」、「アップデート」、「ソフトウェアの更新」とかそういった表示を、ことごとく無視してきたという経験はありませんか?

上のほうにある、ツールバー([ファイル]、[編集]などが書いてあるところ)の一番右、[ヘルプ] → [バージョン情報]を開いてみてください。

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ここで、Internet Explorer 6 もしくは、7 という表示が出た方は、是非、ここから先も読んでみてください

2014/6/26 追記

2014年4月にWindowsXPのサポートが終了し、Internet Explorer 8 も古いブラウザとなりました。ここより先は7以下のことが書かれていますが、8も対象として読んでみてください。

なにがいけないの?

セキュリティ問題

この記事を書いている現在(※2012年11月)、IEの最新バージョンは10です。IE6は2001年、IE7は2006年にリリースされたもので、もう大分古いのです。

特にIE6については、メーカー元のMicrosoftでさえ、サポートをとうの昔に打ち切っており、バージョンアップを推奨しています。というか、2012年4月にIE6,7は自動アップデートが実施されているはずなんですが、あなた自身がそれを知らぬ間に拒否しているかもしれないのです。

機能性

Webの世界は、どんどん新しい技術が開発され、動画のように動いたり、マウスをのせると何かが変わったり、とっても楽しい仕掛けのあるWebサイトがたくさん存在します。IE6,7を使っていると、その仕掛けを楽しめていない可能性が高いです。

私が以前仕事で作ったWebサイトでは、トップページの写真が数秒ごとにアニメーションしながら入れ替わるという仕掛けを作りました。ただ、これはIE6では見ることができないので、ブラウザがIE6だった場合は、代わりに静止画が表示されるようになっています。このようなサイトが、今、とても多いのです。

現在(※2012年11月)、日本でIE6は9.9%、IE7は13%、合わせて全体の約20%の方がまだ使っているとされています。特にIE6に使えない技術が多いため、Webサイトを作っている人たちは、この10%のために、技術をフルに使えなかったり、IE6のみ違う処理を行うということをしているのです。とっくにサポートも打ち切られている、古いブラウザのために処理をする行為は、非常に非生産的で、膨大に無駄なお金も時間もかかっているのです。

ページレイアウト

IE6,7は古いブラウザのため、Webページのレイアウトを正しく読み込めないという不具合があります。このブログを例に、IE6のレイアウトの不具合を検証してみます。

※比較対象の画像は、私が使っているGoogleChromeというブラウザです。

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Webサイトでは、透明色を持つpngという形式の画像が用いられることが多いのですが、IE6はその透明色に対応しておらず、灰色になってしまいます。その他、表示が結構違って見えるのがわかりますでしょうか。

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記事終わりの、この部分などは顕著ですね。まったくレイアウトが変わってしまっています。

このように、私のブログだけでさえ、この有様です。今までいろんなサイトを見てきて、表示がおかしいなー、と思ったことありませんか?それは、Webサイト側の問題ではなく、お使いのブラウザが古いからなんです。是非とも、快適なネットサーフィンのために、アップデートしてみませんか。

IEのバージョンアップ

この記事を書いている現在(※2012年11月)のIEの最新バージョンは10ですが、性能の問題で、XPは8まで、Vistaは9までがアップデートの上限のようです。

  • WindowsXPをお使いの方 → Internet Explorer 8
  • WindowsVistaをお使いの方 → Internet Explorer 9

2014/6/26 追記

2014年4月にWindowsXPのサポートは終了し、Internet Explorer 8 はDLできなくなりました。

IEのバージョンアップができない場合

共同で使っている人がいるということでしたら、是非、バージョンの古いIEは危険だということをお相手にも伝えて、合意の上でアップデートなさることを強くおすすめします。

稀にですが、業務で使っているシステムで、IE6(もしくは7)でないと動かないため、アップデートを禁止されているというお話を聞くことがあります。その場合は、そのシステムを使うときだけ古いIEを使い、普段は別のブラウザを使う方法をおすすめします。

前述したとおり、IE6,7にはセキュリティに問題があります。業務で使うシステムのみならば問題ないかもしれませんが、調べ物や、個人的な用事で違うサイトを見るには非常に危険です。業務命令だからと古いIEを使い続けることで、会社のネットワークへ深刻な問題を招く可能性も十分考えられるんです。

IE以外のブラウザって?

たくさんありますが、有名なところだとこんな感じのものがあります。

  • Google Chrome -グーグル クローム。表示が速い。CMなどで見たことあるかも?
  • Mozilla Firefox -モジラ フォイアーフォックス。カスタマイズ性に優れている。
  • Apple Safari -アップル サファリ。Mac、ipad、iphoneなどでは標準のブラウザ。
  • Opera -オペラ。WiiやニンテンドーDSなどのゲーム機で使われているブラウザ。

私もそこまで詳しくないので本当にざっくりな説明ですが、IE以外にもたくさんのブラウザがあるんだということさえ伝われば…。

新しいソフトをインストールするのには抵抗がある方も多いと思います。どうして、抵抗があるんでしょう?よくわからないから…、何か問題が起きたら自分には対処できないから…、そんな感じじゃないでしょうか。でも、新しいブラウザをインストールするよりも、現在の古いIEを使い続けるほうが、よっぽど問題が起きやすいのです。

ちなみに、私も昔はIEを使っていました。WinXP時代はIE8を長らく使っていましたが、試しに入れてみたGoogleChromeがあまりに速くて快適で、戻れなくなってしまいました。

ブラウザのアップデートは重要です

インストール、バージョンアップ、アップデート、ソフトウェア更新…わからないことはやりたくない。なんか動作が重くなる気がするから嫌だ。いろんな理由があると思います。でも、せめて、ブラウザのアップデートだけは、やったほうがいいと私は思います。

今まで大丈夫だったんだから、このままでOKという考え方は、危険です。技術が進化していく傍らで、ウィルスなどの悪質な技術もまた進化しています。インターネットを閲覧するということは、自分のパソコンを世界と繋げているのです。古いブラウザでは、現在の技術や、安全への対策についていけません。そのために、アップデートや更新ということをするんです。

気軽にインターネットを利用できるこの時代だからこそ、是非、一度考えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた背景

なんの気無しに、そういえばIE6の人ってまだいるのかなーと、アクセス解析を見てみました。Web系とかWordPressの記事が多いし、あんまりいないだろうな、と思いながら。

解析によると、このブログをご覧の約30%の方がIEを使用しており、その中の約20%、つまり全体の約6%程度の方がIE7以下のブラウザを使用していることが分かりました。たった6%のようにも思えますが、現在このサイトの平日の平均PVが(ちょっと盛って)およそ2,000。6%だと、120PV。1回に数ページ見る方もいたとしても、毎日約100人くらいの方が、このブログをIE7以下でご覧になっているということになります。

私はこの数値をみてちょっと戦慄しました。特に、ExcelVBAの記事を見ていらっしゃる方が多いのです。多少なりとも、プログラムにチャレンジしようとしている方がIE6,7を…。恐らくは、「知らない」だけなんだと感じました。

Web系の仕事をしていると、IE6に対する鬱憤はそれは大きなものです。IE6爆発しろなんてフレーズが一般的になりすぎて、twitterのIE6アカウント(@ie6bot)なんかはもう自虐ネタに走ってます。私たちには一般的で、当たり前なことなのに、業界が違うと、ほとんど知られていないことなんじゃないか…そんな思いを抱きました。

でも、知っていて欲しいことです。せめて、なにかのきっかけでこのブログにたどり着いた方が、IEについて知る機会を作れたらなと思って、この記事を書く事にしました。各記事に、IE6,7からご覧の方にはこの記事へのリンクが表示されるようにもしてみました。

出来るだけ、苦手な方にも分かりやすいように噛み砕いた表現で書いたつもりですが、お気づきの点がありましたら、ご連絡頂けると嬉しいです。よろしくお願い致します。

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公開日:2012/11/15
更新日:2014/06/26


2件のコメント

  • すしぱく
    2012年11月15日 6:23 PM

    すごくわかりやすかったですー。(‘A’) IE6爆発してほしいですね。

    • you
      2012年11月16日 12:42 AM

      すしぱくさんや!!コメント欄でなんて、なんだか新鮮ですね(*´∀`*)
      ありがとうございます。皆で爆発する日を待ち望みましょうw

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