2012
10
18

プログラマのモチベーションってなんだったかな

業種とか、職種とか、その人の性格によって仕事のやりがいって違うと思うんですが、私にとっての仕事のやりがいってなんだったかな、何をモチベーションに頑張ってるのかなってことをちょっと考えてみました。


きっかけはこのツイート

ほんとに何気なく、久しぶりに褒められたわーいって気持ちをつぶやいたら、結構いろんな方から反応を頂きまして。同じことを感じてる人は意外とたくさんいるのかなと思いました。

駆け出しだった頃のやりがい

私の所属する会社は中小規模の製造業で、私は元々品質保証課で検査業務をしていました。VBAでのデータ処理に感動して(Excelがこんなに凄いソフトだったなんて…!)上司にプログラムを教わり、課内の業務効率化が楽しくてVBAにハマり、いろんなものをつくりました。

未知のことができるようになる感覚

最初は上司のコードをコピペして、わかるところだけちょっと変えて、ってことしかできなかったのに、少しずつコードが読めるようになってくる喜び。自分の思うコードが書けるようになってくる楽しさ。ハマりこんで、ガンガンいこうぜ状態でした。

システム化しすぎて、逆に使いづらいなんていう失敗ももちろんしました。イレギュラーも起こるものだから、全部ギチギチに作るんじゃなくて、ある程度人の手が介入するつくりにしておいたほうが柔軟性があるんだなぁと痛感したり。でもその失敗すら、楽しかったです。

自分の業務が効率化されて、時間ができる

勉強がてら、自分の仕事をどんどん効率化していったので目に見えて仕事が楽になり、確かな充実感がありました。空いた時間を利用してもっと勉強できたし。

現在のやりがいは…

あれからシステム課へ異動し、社内あちこちから「こういうの作ってくれ」「ここにこんな機能追加してくれ」というのを聞きこみして、実装して引き渡して修正・保守して…という仕事をするようになりました。毎年秋から冬にかけてリクルートの特設ページをデザイン、コーディングしてるので、Web関係の勉強もしています。(たまにこのブログで実験してますw)

他の会社を経験したことがないのでこの仕事が一般的なものか分かりませんが、人に職業を聞かれたらプログラマと言っています。間違ってたらすみません…!

能力を把握してもらえないのって、怖い

基本的に会社の人はPCに関してはライトユーザーで、プログラミングなんか興味もありません。最初の頃こそ、「こんなことできるんだねー」「ほー、すごいもんだなぁ」とか言ってくれていたものですが、一度ちょっとしたモノを見てしまうと、それ以降はなんでもできる魔法使い扱いです。

一度魔法使い認定されてしまうと、「なんでも出来る人」→「出来て当たり前の人」に進化し、平気で無茶なことを言って来るようになります。「楽勝だよねw」「またまた謙遜しちゃってw」なんて軽口を交えながら。本人に無茶なことを言っているという自覚がないのがまた辛い。

今回褒めてくれた相手だって、その人に関しては初めてプログラムを組んであげたから、新鮮で「すごいね!」って言ってくれたんだと思います。次回もこんな風に言ってくれるかどうか…。

プログラム=完璧だと思われてる

お金とか、顧客情報を管理する莫大なシステムとかならたぶん複数人で作ってチェックにチェックを重ねて、長い納期でものすごく慎重にやるんだと思います。でも、私が携わる仕事は、個人やグループ単位の定型業務を自動化したり、効率化したりするものがほとんど。ひとりでやっているし、仕様はコロコロ変わるし、質よりスピードを求められることも少なくないです。仕事に上下はないとは思いつつも、大規模なシステムと同レベルに見られるのも辛い、というのが本音です。

PC苦手な方は、プログラムというものが分からないからこそ、完璧なものだという思い込みがある気がします。だからちょっとでも何かがあると、すごく責め立てる。人間が作っているから他の仕事とミスする度合いは変わらないのに…。

エラーは全部作った人のせい

「思うように動かない」とやたら責め口調で詰め寄ってくる方に限って、その人の単純ミスだったりするんですよね。例えるなら、「ガスが点かないんだけどちょっとどう責任とってくれんのー!(元栓開けるの忘れてました)」みたいな。最初に使い方を説明しても忘れるものだし、マニュアルを書いておいても読んでくれないし。

※もちろん、その人為ミスが極力起こらないように設計すべきなんですけど、仕様変更されたりしてイタチごっこだったり…

エラーだって、○○の項目が足りてませんよ、ってメッセージが出るように設計しておいても、なかなか読んでくれなかったり。「エラーが出た」というただそれだけで作ったやつどいつだコノヤロウ状態。

で、検証して、プログラムは正常に動いていること、エラーの原因が自分だったことが分かると「あ、そういうこと」とか言って去っていく。これが仕事とは思うものの、ため息が出ます。

書いてて思ったんですけど、これって、自分の知らない分野に精通している人に対して、自分もこういう態度をとっている可能性もありますよね…。やばい、まさに「人の振り見て我が振り直せ」だ。気を付けよう。

仕事の幅が広がったぶん、気苦労も増えた

最初は自分の部署で、自分や同じ課の人しか使わないものを内々で作っていたんですから、そりゃ楽ですよね。今は、社内の人とはいえユーザーは顧客と同じですから、プログラムに問題があったら私の責任だし、自分が成長した結果だと思うようにしています。前の部署のほうが精神的には楽でしたが、やっぱり異動して専門的に勉強できるようになって、関わる仕事の幅が増えて、そういう意味ではとても楽しいですし。

舐められてるからだな、と感じてもいます。年は下なほうだし、女だし。いくら説明しても「自分にはわからないから」とかで右から左なんだよなー。もっとガツンと言う時は言わなきゃいけないな。

何をモチベーションに仕事しているのか

行き詰まった末にコードが動いたときの快感

結局は、これこそが他人に依存しない安定したやりがいなんだろうなぁと思います。数時間、または数日に渡って悩みに悩んだところが、思い通りに動いた瞬間!もうそれだけで白米が食べれそうですww

ありがとう、っていう言葉

仕事としてやってるんだし、出来て当たり前と思われているとあんまり言われなくなっちゃいますが、これを言われるとほんーとに嬉しいです。冒頭のように純粋に喜んでもらえたりしたら、ああ私、この仕事やって良かったなぁって思います。

プログラマは、無機質な仕事のように思われがちですが、PCの為に仕事してるんじゃないんです、やっぱり、人のために仕事してるんです。喜んで貰えたら、嬉しいんです。

もっと誰かに喜んでもらえるように、もっと誰かのお仕事が楽になるように、たくさんのことが出来るように勉強していきます。だから、もし良かったらたまーにでいいですから、労いの言葉をかけてもらえたらもっと頑張れます!という、地方のいちプログラマの心の中のお話でした。

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公開日:2012/10/18


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