VineLinux6.2のWebサーバにWordPressをインストールする覚書

VineLinux6.2のWebサーバにWordPressをインストールする覚書

先日社内向けWebサーバをたててみたのですが、そこへWordPressをインストールしたときのトラブルと対処法を備忘録的にメモりました。


前提

このように構築したLinuxのWebサーバを使います。社内限定のネットワークで、定期的に発行される社内報をブログ形式で閲覧できるようにしたい、という要望があったため、WPを使おうと思います。ここではApahceのドキュメントルート( /var/www/html )内へinfoというディレクトリを作って、そこへインストールしていきます。

WordPressをインストール

いつもお世話になっているこちらから最新版をDLして解凍して、該当ディレクトリへ。Linux上でやっても良いんでしょうが、Winのほうが慣れてるのでこっちで解凍してFTPでアップロードしました。

http://hoge/info/ へアクセスすると、

140608-1

見慣れた画面!次へ進む。

140608-2

だいたいデフォルトで良いので、MySQLのユーザ名とパスワードを入れて、次へ。

140608-3

!?

本当にこのデータベースが存在していますか?

( ゚д゚)ハッ! 自分でつくらなきゃいけないのか!!考えてみれば当たり前だwww レンタルサーバでおまかせインストールしてると、こういうところは分からないですねw

phpMyAdminから、新しいデータベースを wordpress という名前、照合順序 utf8-general-ci で作成(中身は空のまま)してからやったら、通りました。

140608-4

お次は書き込み出来ないとな。多分パーミッションの問題なんだろうな。親切に設定を書いてくれてあるので、これをコピペして手動で wp-config.php をつくってインストールフォルダへアップロードして、実行。

140608-5

ようこそ画面でたー!インストールして、成功! http://hoge/info/ を見てみると新しいWordPressサイトが出来てました!ヽ(゚∀゚)ノ

パーマリンク変更でエラー

OKと思っていじってたら、パーマリンク設定を変更で個別ページが404エラーになってしまいました…。.htaccess がなかったみたいです。WPのインストールディレクトリに、空の .htaccess を作成。

Linuxのデフォルトは隠しファイルが非表示になっているのでご注意。(見えてないのに既にあるという可能性があります。)私は自分のWinマシンからFTPでアップロードしました。ちなみにwinでは「.htaccess」というファイル名がつけられないので、「.htaccess.txt」とかにしておいて、アップロードしてからFTPソフト側で「.txt」を消すという_(:3 」∠)_

こいつをApacheで上書きできるように許可してあげる、と。linux側の設定ファイル /etc/apache2/conf/httpd.conf をテキストエディタで開いて、

<directory "/var/www/html/info">
	AllowOverride All
</directory>

と書いて(ディレクトリはWordPressをインストールした場所)、

/etc/rc.d/init.d/apache2 restart

コマンドラインでApacheを再起動する。これで直りました!

あ、あと、自作テーマを作ってアップロードして、それをテーマ編集からいじろうとすると、

変更を保存するには事前にこのファイルを書き込み可能にする必要があります。

と出たので、FTPソフトで各ファイルのパーミッションを 644 に変更しました。

以上です!どなたかの参考になれたら幸いですー!

公開日:2014/06/08
更新日:2014/06/09

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

コメントは承認制ですので、反映までしばらくお待ち下さい。(稀にスパムの誤判定にて届かないこともあるようですので、必要な際はお問い合わせからお願い致します。)

YouTubeでQ&Aコンテンツを企画しています

運営しているYouTubeチャンネルで、ご相談やご質問を募集しています。動画のコメントやお問い合わせページからお気軽にご相談をお寄せください。